いま、鳩山政権に米国から強烈なプレッシャーがかかっている。政権交代を奇貨として、これまでの隷属関係を変えられては、米国にマイナスだからだ。
日本が買い込んでる米国債は総額で68兆円といわれる。実は来年、30年もの米国債の償還期限が三度、やってくる。来年11月の償還額は30兆円にのぼるという指摘もあるらしい。
普天間基地移設問題で、日米合意の履行を強く促し、新政権に恭順の意を示させる。これが米国の至上命題となっている。
日本への圧力にひと役買っているのが、日米双方の通称、安保マフィアといわれる外交・防衛通だ。たがいの情報交換を通じて、日米同盟の危機という幻想をつくりあげ、メディアに垂れ流す。
「アメリカのエスタブリッシュメントというのか指導層は、日本人に対して同じような不信感をもっていますね。だから僕は今でも警鐘を鳴らしているんです。日米同盟が大切だ、なんて言っていても意味がない。アメリカの支配層の連中は、日本人を本気では相手にしていない。だからきちんと自分の主張をせねばならないということです」
記者も、評論家も、電波芸者と揶揄される方々も、お互い食っていかねばならぬ。
ただし、それが昂じて世の中がおかしくなることがある。そうなっては元も子もない。
「安保マフィア」「情報交換」「幻想」「メディア」→森本敏@ワイドスクランブル。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20091207#1260185962(安保マフィア)
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20091206#1260057955(電波芸者)
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20091207#1260185954(キャスター)
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20091124#1259073954(記者・電波芸者)
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20091211#1260521351(国防総省・自衛隊・自民党)
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