https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

“泥船”自民〜どうにも止まらない離党ラッシュ

昨年末になって一気に4人が離党届を提出した。田村耕太郎(46・鳥取)、長谷川大紋(66・茨城)、山内俊夫(63・香川)、吉村剛太郎(71・福岡)。全員が現職参院議員だ。

「個人票を持っている高齢議員に離党され、分裂選挙が増えるのは困る。しかし、このまま高齢議員を公認したら世代交代を唱える若手が爆発し、逆に若手の集団離党になりかねない。田村のように1人区で勝ち目のない候補も離党予備軍です。『次は、九州のベテラン議員か?』なんてウワサも出ています」(前出の自民党関係者)

参院選は年が明けたら、一斉にポスターが張られるのが常。公明、共産、社民ですら候補者ポスターを張っているのに、自民党は出遅れている。候補者の世代交代のモメ事は与党の時もあった。しかし谷垣執行部は、今度の選挙をどういう候補で、どういう方針で戦うか固まっていないので、コントロールできないのです」(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)

自民こそ「日本をどうしたいのか」がない。これまでどおりの政治をやられたのでは「たまらない」という国民の拒否反応がある。「分かっちゃいるけど止められない」のが自民党の現状でしょう。どうしようもない。