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「遼の結婚相手は幼なじみがいい」15歳以降に知り合った女性とは慎重に

 「私自身も信用金庫に勤めていますが、会社の業績は取引先である事業者の業績に大きく左右されるんです。みんなが苦しんでいるとき、うちだけ高い給料が出ることはない。『自分だけ、いいなんてあり得ない』。昔から、遼にもそういう話はしていました

 −−時事ネタといえば、先月、沖縄で開催された「2009L−1ドラコン日本一決定戦」の際には、試合後、普天間米軍基地を見学したと聞きましたが


 「行きました。当日は日曜で、戦闘機は飛んでいませんでしたが…。ただ、基地の周りにビルが林立しているのは驚きました。都会の真ん中に滑走路がある感じ。近くの高台の公園から見下ろした瞬間、遼も『こんな場所なんだ…』と漏らし、『ボクにはどうやって(基地移設問題を)解決したらいいのか、とても言えないよ』と話していました。それは、そうです。日本政府が懸命に対応策を練っているとき、歴史も知らない、そこの住民でもない遼が結論を出せるはずがない」

 −−見学の狙いは


 「実際に基地を訪れなければ、沖縄の住民の悩みや苦労は見えてこない。学校で『憲法9条』を学んでも、それは(机上の)空論だと思う。『ひめゆりの塔』に行って戦争の悲惨さを分かってもらいたいし、その一方で、基地を見れば、第3国が攻めてきた場合の抑止力はどうするのか、という問題を考える機会にもなる。それに、彼は外国人選手と接する機会が多い。海外では日本選手は珍しいですから、今後は日本について質問される機会も増えるはず。普天間を見られたことは彼の自信になっただろうし、今年は日本の名所をツアーの合間に訪れたいと考えているんです」

 「大学より、結婚について、私はうるさいと思いますよ。これは初めて話しますが、基本的に遼が15歳で優勝した3年前の『マンシングウェアオープンKSBカップ』以降に知り合った女性については慎重に選んだ方がいいと思う。本当は幼なじみとかがいいけど…」

 「まあ、それは冗談として(笑)。お互いに素の人間として、恋愛感情を持たなかったらダメ。昔から遼のことを知っていたら、素の部分が分かるわけじゃないですか」

 「いや、みんな(恋愛には)初心者ですから。そうは(順調に)いかないと思いますね。彼の場合、デートする時間もないから、結婚まで5、6年は付き合わないとダメでしょう」

 「ハハッ、新聞に書かれれば、彼も読むんですよ。(楽天を指揮した)野村監督のボヤキみたいに。ほかに、私の考えを伝えたい場合は本を渡したりします。恋愛小説では、伊藤左千夫の『野菊の墓』。ぼくは10回以上読みました

 「彼も『すごく感動した。こんな悲しいことがあるんだ』と話していました。今は携帯電話のメールで、女性にプロポーズもできる時代かもしれない。でも、それはどうなんでしょう。やはり、直接相手の前で伝えなければ、ね。まあ、遼もそのうち、自分で本を見つけるでしょうけど、今の年齢では、親がいいものを与えるべきだと思いますね