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民主党入党について

「田村君の経済財政分野特に成長戦略について、政府や党での取り組みを高く評価する。大きくわれわれと政策が違うのを前提に、中でしっかり議論してよりよい方向に導いてくれ」と与党幹事長に言ってもらっています。

「私は経済政策について考えが違いますよ」と小沢幹事長にもお伝えした。「違うからいいんじゃないか?違うなんて当たり前だろ。だったら中に入って議論していい方向へ変えてくれよ」と言われた。

しかしながら、その成長のタネである、日本の技術・金融資産・文化コンテンツが急速に劣化しています。技術についても、まだまだ世界最高水準の一角を占めると思うが、他の先進国や新興国の追い上げが激しいのです。アブダビ原発受注競争では韓国に負け、ロシアの高速鉄道受注競争ではドイツに負けました。


金融資産も、このままでは、大半が日本国債の消化に費やされ付加価値を生まないまま借金のカタに入れられてしまいます。挙句の果てには借金が金融資産総額を上回り、海外での資金調達が必要となり、いつか急に金利が暴騰するかもしれなません。
文化コンテンツや観光産業にも投資が回らず、アニメも漫画も3K職場と言われいい人材が育ちにくくなっている。こういう日本の強みをより強力にする政策も必要でしょう。

民主党に期待する点

自民党に入ってびっくりしたのは、族議員の存在だ。各省庁の番人のような方がずらっといた。国民目線で、予算・税制・規制緩和・新政策等々提案するたびに、立ちはだかるのは、この族議員たち。当時の野党よりずっと手ごわかった。役所から情報も理論武装もたっぷりもらっているので、手ごわい。もちろん、その豊富な知識と経験で、われわれの拙速な改革に対して建設的な反論もいただいたこともあるので、党内議論が活性化された利点はある。しかし、残念ながらその多くは役所の権益や天下り先確保であった。

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