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「総裁辞任」の声続出 自民党張りぼてクーデター

「一連の与謝野発言は、石破茂政調会長の“代理人”としてのもの。2人は以前から仲良しで、麻生政権の末期には一緒に官邸を訪れ、首相に自発的な退陣を促したこともある。その石破がくすぶっている。政調会長といっても野党では仕事がないし、子分も2〜3人程度しかいない。一方で、舛添がチョロチョロして目立ってきた。そこで政治家として先の短い与謝野が、石破を援護してあげよう、というのが真相のようです」

「最大の問題はカネです。政党交付金は毎年1月1日時点で配分が決まる。それ以降に新党を結成しても交付金は受けられません。カネがなければ選挙は戦えないから、誰もついてこないでしょう。これは舛添氏も同じです。仮に新党をつくったとしても、選挙になれば第三極は置いていかれる。民主党がますます有利になるだけですよ」

「わずか半年前に谷垣総裁を選んだばかりなのに、もう引きずり降ろせば『自民党はまたか』と非難を浴びます。自民党支部だってゴタゴタは嫌がる。舛添氏の人望も問題で、個人的な上昇志向が強く、みんなが協力してくれるようなタイプではない。それなのに、最近は御輿(みこし)に担いでもらおうという思惑がミエミエで、周囲は『人数合わせに使われるのでは』と疑っている。現実的には、谷垣総裁を残し、大島幹事長や川崎国対委員長あたりを若手のたたき上げに代えるぐらいしかできません」(政治評論家・浅川博忠氏)