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小沢のシナリオ通り、これからの政治

「いま新党に走る議員の目的は、ひとまず自民党から距離を置き、夏の参院選後に民主党政権に近づくことです。今回のメンバーを見ても、ロートルばかり。自民党にもう一度政権が戻ってくるまで待ってられない年齢の議員ばかりです。参院選が終わったら、小沢幹事長に接近して政権の一端にもぐり込む魂胆でしょう。問題は、そんな議員が自民党にはゴマンといることです。河野太郎、小泉進二郎、小渕優子といった若くて選挙が強い議員は辛抱がきくから、自民党を離れないが、そんなのはひと握り。残る議員は、次の選挙のメドも立たず、野党暮らしに絶望的になっている。“与謝野さんたちに先を越された”と焦っている議員ばかりですよ」

小沢一郎の最終戦争」の著書もある作家の大下英治氏がこう言う。
「政治とは、血を流さない権力闘争。その修羅場を最も経験してきたのが小沢一郎です。現在の政治家の中では最強で、自民党が束になってもかなう相手ではありません。小沢は、どんなにマスコミに叩かれても幹事長を辞めようとしないが、それは自分が辞めたら、民主党政権がもたないことを分かっているから。自民党を潰せるのは自分以外にないと思っているからです。その信念通り、自民党は崩れ始めた。これで国政はケリがついた。あとは来年の統一地方選で、地方の自民党組織を潰すことが目的になる。それが小沢一郎の最終戦争です」

国会議員要覧 平成22年2月版 (2010)

国会議員要覧 平成22年2月版 (2010)