彼等が、民主党や小沢一郎に政治的主導権を奪われて、すっかり居場所をなくし、捨て鉢になっていることは、よくわかるが、日本国、あるいは日本国民の多くは、石原や平沼のように、現在の日本に悲観もしていないし絶望もしていない。彼等が立ち上がることも出来ないほど、打ちのめされ、絶望的な気分になっている原因も責任も、すべて自民党長期政権と妥協しつつ、安眠をむさぼってきた彼等自身にある。
石原は、「われわれは危機感を感じている」と言ったが、その危機感は、文学でも政治でも、中途半端に終わりそうな自分自身の人生に対する危機感ではないのか。
昨日彩佳ちゃんがコメントしてみんなが同意していた通りなのに、それがこの連中にとっては「日本解体」に映る。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20100326#1269607113(私的なことを公的な論理にすりかえる)
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20100409#1270798363(アノミー)