＜連載?＞新人候補を苦しめた「空白の１０日間」
＜連載?＞総理大臣の使い方も知らなかった未熟
「口蹄疫だってゲリラ豪雨の被害対策だって毎日、話題はある。首相は前向きにしゃべればいい。消費税についても聞かれるだろうが、丁寧に説明すればいい。アピールするのに、これほど好都合の場はない。拒否するなんて、チャンスを放棄するも同然です」（政界関係者）
これに気づき、投票３日前からぶら下がりを再開したが、時すでに遅しだった。
首相遊説も生かせなかった。
「総理が遊説に来るとなると数百人のＳＰや警察官が動員され、上空にはヘリが舞い、物々しい雰囲気になる。黙っていても人が集まる。あと一歩という選挙区には効果的だ。遊説をどこに入れるかの日程調整は選対の腕の見せどころ」（前出の自民選対）
