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「国家戦略局」廃止のウラに何があった?

「それは表向きの理由にすぎません」

法改正の必要がない「国家戦略室」としてスタートしたため、最後まで位置付けや権限が曖昧なままだった。そこにつけ込まれ、官僚に骨抜きにされてしまったのだ。

戦略局の断念は、財務官僚が糸を引いたに違いありません。これで戦略局が手を突っ込むことになっていた予算編成は、従来通り財務省が行うことになった。同時に、菅側近の荒井国家戦略相と平岡室長の権限を弱め、予算に触らせないようにした意味も見逃せません。財務省菅首相に見切りをつけ、仙谷官房長官にスリ寄り始めているのです。戦略室の縮小で、官邸は仙谷官房長官の発言力がますます大きくなります。官房長官に権限が集中すれば、仕事も増えて官僚に丸投げせざるを得ません。すると、官僚の好き勝手がまかり通るようになる。自民党時代に逆戻りです。官房長官が官僚とガッチリ握り、現政権は事実上の仙谷内閣になりつつあります」(民主党関係者)

権限を強めた仙谷官房長官は官僚機構を掌握したつもりになっているかもしれないが、ヤツら踊らされているだけだ。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20100718#1279462339
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20100712#1278906672