細川元首相が対米対等外交を目指す小沢一郎に「私も一生懸命応援します」と激励、影響力極めて大なり!
これらの国会議員のうち、菅首相の側近と言われている荒井聡国家戦略担当相が、仙谷由人官房長官のあまりにも横暴な振る舞いに嫌悪感を抱き、これを許している菅首相から距離を置きつつあると見られている。
枝野幸男幹事長と野田佳彦財務相は、細川元首相が退陣に追い込まれたのは、小沢前幹事長のせいだと思い込み、恨み続けていた。だが、細川元首相を政権の座から引き摺り下ろしたのは、武村正義元官房長官あったことがわかるに連れて、誤解だったことに気づき始めているようである。なかでも、枝野幹事長は、アメリカの言いなりになっている菅首相にあきれ果て、もうついて行けないと感じ菅直人の悪口を言いふらしている。
ときあたかも、谷垣禎一総裁の下で、執行部役員の入れ替えが起こりつつある。小池百合子が、党の最高意思決定機関である総務会長に抜擢されそうである。
この意味で、政界再編には、小池百合子駕元防衛相が両党の「若手世代」を糾合するキーウーマンに十分なり得ると予想できる。
民主党代表選の最中、最高裁が行政府(司法の裏の裏に通じた仙谷官房長官ら)から何らかの示唆を受けていたか、あるいは、現在最高裁判事の竹内行夫元外務事務次官(鈴木宗男追放の張本人であり、敵)から巧妙なる暗示を受けていたとしたら「司法権の独立(職権の独立)」を自ら侵す暴挙、司法権の自殺行為と言える。司法権の行政化、言うなれば戦前の裁判同様に、政治裁判、思想裁判の暗黒裁判化に道を開く危険が大である。現代の「安政の大獄」を招く恐れがあり、これを防ぐには、立法府による弾劾裁判により、担当裁判官の罷免運動を広く展開する必要がある)