最高裁判所第3小法廷の岡部喜代子裁判長は、「ソフトの開発を萎縮させないためにも、犯罪の成立には著作権が侵害される具体的な状況を認識していることが必要だ」という初めての判断を示しました。そのうえで、「被告がそこまで認識していたとは言えない」と指摘し、20日までに検察の上告を退ける決定をしました。
ウィニー開発者無罪確定へ 「著作権侵害、容認せず」 最高裁、検察の上告棄却
結論は裁判官5人のうち岡部喜代子裁判長ら4人の多数意見で大谷剛彦裁判官(裁判官出身)は「侵害的利用の高い可能性を認識していた」と有罪の反対意見を述べた。
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思えば、最初にWinny無罪の論文を書いたとき、刑法学者で支持してくれる人はいなかった。