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知ってますか?4次補正のデタラメを

 自民党は25日、4次補正の問題点をまとめたが、そこにはこうある。
〈野田政権は中期財政フレームで定めた71兆円の歳出上限を形式上守るために、12年度当初予算に計上すべきものを4次補正に盛り込み、“隠れ蓑”にしている〉
 確かに、4次補正の中身を詳しく見ると、野田政権のデタラメがよく分かる。新年度予算の概算要求で却下したものを、何食わぬ顔して4次補正に潜り込ませているのである。
 例えば経産省の「高性能小型衛星開発」関連予算として70億円が計上されているが、これと全く同じ名目と金額が概算要求されていた。新年度予算で要求したものが、なぜ、前倒しして補正に組み入れられるのか。「小型衛星開発」が残り2カ月以内に実施しなければならない緊急予算とは思えない。農水省の「強い農業づくり交付金」は、概算要求段階で168億円だったものが、本予算案では21億円しか認められなかった。ところが4次補正には245億円が計上されている。
民主党政権は4次補正を『必要性・緊急性の高い追加財政需要に適切に対応』とうたっていますが、ウソばかりです。総額2兆5345億円のうち、東日本大震災の復興関連予算は二重ローン対策の5000億円しかありません。こんなインチキ予算がスンナリ通ると思ったら大間違いです」(自民党関係者)

「緊急性の高い4次補正と言うなら、年明け早々に国会を召集すればいい。ボロクソに言われた麻生政権ですら、補正予算の早期成立のため1月5日に通常国会を召集しました。野田政権は復興や経済が大事と言いながら、国会審議からは逃げる。自民党は『最初から無理な日程だ』と突き放している。この調子だと年度内に新年度予算案が成立せず、3月政局になる。民主党は自分たちで窮屈な国会日程にしておいて、『野党の抵抗で予算案が成立しない』と言い張るつもりでしょうが、国民だってちゃんと見ています」