https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

FRB議長:住宅ローン市場が景気回復に向けた取り組みを阻害

  住宅バブル破裂後に見られる金融機関の高い融資基準については、「ある程度の引き締めが必要なのは疑いない」とした上で、「そうは言っても、振り子はすでに反対方向に振れ過ぎているとみられる」とも指摘。「信用状況は依然として金融システム、建設業界そして経済の健全性にとって厳し過ぎるものだ」と続けた。


  バーナンキ議長は、「多くの融資機関がリセッション(景気後退)以前と比較して融資の引き受け条件を大幅に引き締めている」ことから、住宅市場は緩慢なペースでの回復になっていると説明。「現在の融資慣行は一部では、信用力ある家庭への融資さえも限定もしくは阻止する障害を反映しているよう思われる」と述べた。