対局はショートさんが、羽生さんと、全日本チャンピオンの小島慎也さんの2人と同時に差す形式でおこなわれました。
チェスは将棋と駒の動きは似ていますが、とった敵の駒を使えず、将棋に比べて引き分けが多いなどルールや戦法は大きく異なります。
対局を終えたショートさんは「羽生さんはチェスのレベルもとても高く手強かった」と評価していました。
一方、3日後には将棋の名人戦の第2局を控えた羽生さんはリラックスした様子で、「チェスは将棋によい影響があるかと思い始めましたが、実際はあまり関係なく、楽しんでやっています。きょうはショートさんから予想外の手が次々に繰り出され勉強になりました」と話していました。