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【灼熱の大地から】文楽アルジェリア公演(上)「すべて美しい」若者喝采

 文楽の海外公演の歴史は古い。昭和37年のアメリカ・シアトル公演を皮切りに、2、3年に一度の割合で行ってきた。フランス、ロシア、中南米、韓国、オーストラリア…各国で圧倒的な反響があり、海外の人々を魅了した。それは単なるジャポニスムなのか。


 海外公演を数多く経験する歌舞伎俳優の坂田藤十郎さん(80)は「もはや日本の伝統芸能は単なるエキゾチシズムではない」と言い切る。歌舞伎をシェークスピアチェーホフと同じ視点で見ている、と。