でも実はさほど期待はしていなかった。
すみません、彼らの底力をなめてました。もう平謝り。
初演から16年を経た年月こそが、彼らに力を与えている。
彼らは16年の間に培った経験を、しっかり舞台に生かしている。
物語への説得力。重厚感がもうすごい。
「今ワタシはすごいものを観ている…」とマジで思いました。
イチロ相手だとお花さんは、舞台に緊張感がある。
慣れ合い感がある舞台が好きではないので、今回ピーンと研ぎ澄まされた神経ギリギリのお花エリザベートは大変好みだった。
心から湧き上がってくる熱い何か。それが感動です。
人生経験って大事なんだなぁ。
今回の萌え
最後、イチロトートがやっとお花エリザを手に入れる、抱擁シーン。
やっとっ…やっ…と…(じーん)
とばかりに手をフルフルさせて抱きしめるトートの表情がたまりません。