1月のマネタリーベースは前年比＋10.9％の131兆9205億円＝日銀
日銀が４日に発表した２０１３年１月のマネタリーベース（日銀券、貨幣流通高、日銀当座預金の合計値、平均残高）は前年比１０．９％増の１３１兆９２０５億円となった。日銀の金融緩和で大量の資金供給が続いているが、過去最高だった２０１２年１２月と比べ、金融機関の手元資金量を示す当座預金残高はやや減少した。
当座預金残高は前年比３１．２％増の４３兆５１９７億円となり、１２月（同３６．５％増の４３兆５５６７億円）より減少した。紙幣（日銀券）の発行残高は前年比３．２％増の８３兆８２６６億円と伸び率が１２月の２．８％から拡大した。貨幣流通高も同０．６％増の４兆５７４２億円となった。季節調整済みのマネタリーベースは前月比（年率）同６．８％増の１２８兆７５７８億円だった。
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