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【一服どうぞ】裏千家前家元・千玄室 心にゆとり持ちたい春

「始は芳草(ほうそう)に随(したが)って去り 又落花を逐(お)うて回(かえ)る」

「ぶらぶらと外出したときは春の野に咲き乱れる花を見ながら、それがどこか分からぬままであった。帰ってきたときはすっかり花びらが散っていたわい」。

 私どもはもしこんな時にどんな会話ができるだろうか。淡々として嘘いつわりのない、ありのままの自分をさらけ出すためには「無」の境地に入らねばならない。

私が大徳寺で修行中、座禅のあと庭の掃除や草抜き作務(さむ)をしていたとき、背後に誰かが来られたのを感じた。後藤瑞巌老師であった。


 「あんた、今どんな気持ちで草を抜いているのだ」とおっしゃった。とっさのことで返事ができなかった。老師は「何も思わんで抜いている草でも、あんたと同じ様に生きているんだ。抜かさせていただきますというだけの心を持ちなさい」と訓された。

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