Twitter penguinoekaki 草野旦さんはショー作家だから舞台全体に流れる音色に変化があっ
草野旦さんはショー作家だから舞台全体に流れる音色に変化があって面白い。初演から好きなのは「松五郎さん、永遠ということとわということを信じますか?}「奥さん、とわっちどう言うことですか?」という会話の微妙な不協音。吉岡夫人のいう意味を本当には理解出来ない松五郎がそこにいる。
Twitter penguinoekaki 松五郎にとって「永遠」=「変わらぬもの」はお天道様なんだけど
松五郎にとって「永遠」=「変わらぬもの」はお天道様なんだけど夫人にとって「変わらぬもの」は夫への愛なんだよね。それがどこかずれて本当には理解できずに松五郎が夫人への思慕を募らせて妄想へと発展する(銀杏の場面)経過は本当に榛名さんならではの独特の色気を醸し出す場面だと思う。
Twitter penguinoekaki 松五郎は純愛に生きた人だけど女の立場から言えば「おいおい、君
松五郎は純愛に生きた人だけど女の立場から言えば「おいおい、君は男の美学を貫いて結構ざんすが残された女性はどうするんだい」ともなる。純愛じゃなくても幸せにして欲しいぞ、言わなきゃ分からん…と言う気持も残ったもんだ。だが今回は違った。
Twitter penguinoekaki 心に吉岡大尉の面影を持って生きている吉岡夫人は松っあんが勝手
心に吉岡大尉の面影を持って生きている吉岡夫人は松っあんが勝手に美学を貫いても全く構わない訳だ。分かりやすく(?)言えばフェルゼンを好きなオスカルはアンドレが自分に恋していることに頓着しないと言うこと。クリスチャンの為に生きているロクサーヌはシラノはお友達に過ぎないと言うことだ。
Twitter penguinoekaki 松五郎は勘違いしたんだよね。吉岡夫人は軍人恩給で一生不自由し
松五郎は勘違いしたんだよね。吉岡夫人は軍人恩給で一生不自由しないし敏雄も大学に行ける。「父親」が必要なのはお金の為ばかりでなく女性が戸主になれない時代で不完全な家庭で育った男と世間に見られないためだったんだよね。吉岡夫人が貯金通帳を見た時に思った感情はロクサーヌに近い。
Twitter penguinoekaki 自分は愛されないと信じている男の、愚鈍とも思える捧げられた愛
自分は愛されないと信じている男の、愚鈍とも思える捧げられた愛に照らされて自分が浄められた高揚を感じ、一瞬で松五郎に恋したんだと感じた。…花總さんの吉岡夫人のすごさを感じた所以。
Twitter penguinoekaki 考えてみれば、吉岡夫人って条はるきさん、春風ひとみさん、風花
考えてみれば、吉岡夫人って条はるきさん、春風ひとみさん、風花舞さんとエキセントリック系の娘役さんが演じているんだね。皆しっとり奥さまに化けてらした。花總さんも加えて憑依系の人じゃないと出来ない役なのかも知れない。