逝く人にも、送る人にも、 なすべき大事なことがある|お別れの作法|ダイヤモンド・オンライン
生きていると、誰しも多くの「執着」を持ちます。執着はあの世に還るまでに少しずつ捨てないと、あの世でうまく生活するのが難しくなります。
この世への執着が強いと、いわゆる未浄化霊(浮遊霊)として残存する可能性が高まるともいわれます。あの世で楽しく生活するためにも、まずは自分が長年持ち続けている執着を手放すことから始めてください。
親しい人を失うと同時に私たちの心に占めるのが、喪失感です。
次第に、その喪失感からは「後悔」が生まれます。
いつまでも悲しむだけでは、あの世に還った当人に無用な心配をかけるだけです。
現世の人間が心配すればするほど、逝った人はあの世で心配を続けるそうです。
あの世とこの世は常につながっており、それこそ亡くなった人のことを考えた瞬間、あの世の当人へとつながります。
要するに、幸せに生きている、というメッセージが、時々向こうに伝わることが大切というわけです。