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米ヘッジファンドのポールソン、金ETFの保有を半分以下に | Reuters
ポールソン氏が金ETPの保有縮小、ソロス氏は全て売却 - Bloomberg

金を裏付けとする上場取引型金融商品(ETP)「SPDRゴールド・トラスト」の最大の保有者である米資産家ジョン・ポールソン氏は、金価格が弱気相場入りしたことを受け、持ち分を53%縮小した。ジョージ・ソロス氏は全てのポジションを解消した。


米証券取引委員会(SEC)への14日の届け出によれば、ポールソン氏率いるヘッジファンド運営会社ポールソンの持ち分は6月末時点で1020万口と、3月末の2180万口から減少。ソロス氏のソロス・ファンド・マネジメントは保有する53万900口を売却した。SPDRは金ETPで最大の規模を持つ。


金先物相場は4−6月(第2四半期)に23%安と過去最大の下げとなり、世界のETPから447億ドル(約4兆4000億円)相当の資産価値が失われた。金価格が12年連続で上昇した後、一部の投資家は価値保存手段として金を信用しなくなった。米株式相場が2013年1−6月(上期)に上昇し、インフレ率は米連邦準備制度理事会FRB)の目標を下回る水準にとどまっていることが背景にある。ブルームバーグの調査によると、景気拡大に伴い、FRBは刺激策を来月縮小するとエコノミストの65%が予想している。


ウェルズ・キャピタル・マネジメントのチーフ投資ストラテジスト、ジェームズ・ポールセン氏(ミネアポリス在勤)は「4−6月にハルマゲドンのプレミアムが急減し、経済状況が改善の兆しを見せ始める中で株式が選好されている」と指摘した。