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花巻東で大谷と同室だった後輩が証言 「モテたけど彼女はいなかった」 ゲンダイネット

花巻東で同部屋だった後輩の岸里亮佑君に、日ハム・大谷の高校時代を聞いてみた。


 ――大谷はどんな先輩でしたか?


「部屋は奇麗で(本の高さも揃っているくらい)きちょうめん。最近、テレビで見るとクールな感じですが、実際は悩んだ時にはアドバイスをくれるような優しい先輩ですね。叱られたことは一度もありません。僕は(大谷と同様)投手と外野をやっているのですが、球威がどうやったら出るのか、変化球の精度を上げるにはどうしたらいいかと悩んでいるときに、『これ試してみたら』といった感じで教えてくれました


 ――大谷は部屋ではどんなことをしていましたか?


読書が多かったです。野球の本も読んでいましたが、社会人として役立つようなマナーや一般常識についての本だったり、メンタルコントロールの本も多かった。プレッシャーに負けないために『一歩前に踏み出せる勇気の書』(青木仁志著、アチーブメント出版)という本とか読んでいました」


 ――勉強はしてましたか?


「部員たちは大きな部屋で一緒に勉強するのですが、集中力が本当に凄い。みんなは分からなくて人に聞いたり、話をしたりするけれど、(大谷は集中して)ほとんど話さないし、誰も話し掛けられなかったです


 ――彼女がいなかったって本当ですか?


「ええ。『野球に集中したいから』って彼女はいませんでした。モテなかった? いや、モテてたと思うんですけど、興味がないって感じだった」

「勉強は15番以内」 花巻東の佐々木監督に聞いた大谷翔平の高校時代 ゲンダイネット

 17日登場する花巻東(岩手)は、投打の二刀流で活躍する日本ハムのルーキー・大谷翔平(19)の母校だ。指揮を執る佐々木洋監督(38)に、大谷の高校時代の素顔やプロ入り後の様子を聞いてみた。


<「高校の延長でやってるだけ」>


 ――大谷はプロ野球界で投打の二刀流に挑戦しています。本人はそのことについて何か言っていましたか?


「プロに入ってから『大変か?』と聞きましたが、大谷は『両方やれて楽しい』としか言ってませんでした。(球界OBから二刀流に反対する声が上がっているが)全然気にしている様子がない。ずぶとい? いや、高校の時からずっと投手と野手をやっていて、ホームランを打ってもそのまま投手といった具合にこなしていたので。高校の延長でやっているだけだから、何とも思っていないのだと思う」


 ――周りの意見に振り回されないタイプですか?


「淡々とやるんです。信念を曲げずに。芯のしっかりした子でしたから。昔から周りに何と言われようが間違ったことでなければ、マイペースに突き進む。あれだけ年配の方に言われたら普通は出来ないと思うんですがね」


<「口説くためのものじゃなかった」>


 ――日本ハムに対してはどう思っていますか?


「球団もしっかり守ってくださっているというか、ご指導いただいている。(二刀流の)育成の方向性を、球団を挙げて考えてくださっていると思う。(二刀流プランが)大谷を口説くためのモノではなかったなと。紙(二刀流プランについての資料)だけ見せて日ハムに入れることも出来たのに……。(育成プランがハッキリしていて)本人もやりやすいんじゃないですかね」


 ――大谷がプロに入ってから連絡は取っていますか?


「そうですね。結構、話しています。プロに入って困っている様子? いやいや、楽しいと言ってました。いい雰囲気の中でやってると」


 ――最近は打率も下がってきました(15日現在、2割6分9厘)。何か大谷から相談は受けていませんか?


「いやあ、何も。ここ最近は話してないです。もちろん研究もされてきますし、プロはそんな甘くないんでね。私はバッティングがそんなにいいとは思っていませんし。球団も左投手と対戦しないように配慮していただいてるようですしね。(調子が落ちてきた今こそ)真価が問われるときだと思う」


<「平均85点以上、学年15番以内」>


 ――大谷は高校時代、勉強もおろそかにしなかったそうですね?


「雄星(現西武)も大谷もテストの平均点は非常に高かった。大谷は全教科の平均点が85点以上でしたよ。学年では15番以内に入っていた。野球だけじゃなかったし、非常に賢い子だった。練習も一生懸命やるし、サボらない。野球だけうまけりゃいいだろうってなってもおかしくないのに、学校生活も、寮生活も非常に立派でした。そういうモデルがいるから、指導するのが楽ですね」


 ――花巻東では1日にどんぶり7杯の白米を食べることもあります。食が細い大谷は入学当初、食事に苦労したそうですね。


「食事に対しては、トレーニングの意識なので。楽しいとかおいしいという意識ではない。雄星や大谷もそういう意識でやらせてきた」