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GDP4期連続プラスも伸び鈍化 NHKニュース

内閣府が発表したことし7月から9月までのGDPの伸び率の速報値は、物価の変動を除いた実質で前の3か月と比べてプラス0.5%、年率に換算して、プラス1.9%となりました。
GDPは4期連続でプラスとなりましたが、年率でプラス3.8%だった前の期に比べて伸び率は鈍化しました。
主な項目を見ますと、▽「公共投資」は、大型の補正予算の効果で6.5%の大幅なプラスとなったほか、▽「住宅投資」も、消費税率引き上げ前の駆け込み需要などで、2.7%のプラスとなりました。
一方、▽これまで成長率を押し上げてきた「個人消費」は、ハンドバッグといった身の回り品などへの支出は増えましたが、株価の上昇が一服したことなどを背景に伸びが弱まり、0.1%のプラスにとどまりました。
また、▽「設備投資」は、0.2%の小幅なプラスとなり、▽「輸出」は、アジアの新興国をはじめ海外経済の成長が鈍化していることから電子部品などが減少し、円安が続く中でも、0.6%のマイナスと3期ぶりにマイナスに転じました。
今後の見通しについて内閣府は、「消費税率引き上げを見据えた駆け込み需要や公共投資による押し上げ効果で成長率は再び高まるとみられるが、輸出に大きな影響を及ぼす海外経済の動向に注意していく必要がある」としています。