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アラファト前議長「毒殺ではない」 NHKニュース

2004年にパリ郊外の病院で死亡したアラファト前議長の死因を巡っては毒物の投与による暗殺の疑いが指摘されスーハ夫人は去年、フランスの司法当局に対して容疑者を特定しないまま殺人の疑いで告訴しています。
スーハ夫人は3日司法当局から前議長の遺体の鑑定結果の説明を受けたということでパリで記者会見しました。
それによりますと、アラファト前議長の遺体からは毒性の強い放射性物質ポロニウムが検出されたものの遺体の埋葬後に自然界に由来するポロニウムが蓄積されたものだとして、毒殺の可能性を否定していると言うことです。
アラファト前議長の死因を巡っては先月、スイスの研究機関が行った別の鑑定結果が発表され、遺体から高い濃度のポロニウムが検出されたことから第三者による投与の可能性が示唆されていました。スーハ夫人はフランスとスイスの鑑定結果が異なったことについて「最高の専門家によって矛盾した結果が出ていることに大変混乱している」と述べ両者の専門家による合同の鑑定を要請するとともに、捜査に当たっては両方の結果を考慮するよう求めたと言うことです。