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米財政赤字 大幅に縮小の予測 NHKニュース

アメリカ政府の財政状況を中立的な立場で分析する議会予算局が4日に発表した、最新の予測によりますと、ことし10月から12月時点のGDP=国内総生産は、前の年に比べて3.1%拡大し、アメリカ経済は順調に回復するとしています。
こうした景気の改善で税収の増加が見込まれるため、ことし9月末までの2014年度の財政赤字は、前の年度の6800億ドルから、5140億ドル(日本円でおよそ52兆円)に縮小し、2015年度にはさらに4780億ドルまで減るとしています。
アメリカの財政赤字は、いわゆるリーマンショックの影響で、2009年度には過去最悪の1兆4000億ドル規模に膨らみましたが、今回の予測は、その後の6年間でほぼ3分の1に圧縮されるという見通しを示したものです。
ただその後は、高齢化に伴って、医療をはじめ社会保障関連の歳出が増え、再び財政赤字は拡大に転じていくうえ、働く人の数が伸び悩むことで、GDPの成長率の伸びが鈍っていくと予測し、中長期的には財政健全化などが避けられないことも示しました。