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【ウクライナ情勢】ロシアと5日に理事会 NATO - MSN産経ニュース

 NATO側の開催提案にロシアが応じた。NATOが2日に緊急理事会を開いた際、多くの加盟国からロシアとの直接協議の必要性が指摘されていた。

NATO ロシアと緊急協議へ NHKニュース

NATOウクライナと国境を接する加盟国のポーランドの要請を受けて4日、ベルギーのブリュッセルにあるNATO本部で、今週に入って2回目となる加盟国の大使らによる緊急の会合を開きました。
会合のあと、NATOのラスムセン事務総長は声明を発表し、「国際社会による繰り返しの求めにもかかわらず、ロシアはウクライナの主権の侵害を続けている」として、部隊の撤収に応じず、本格的な軍事介入の構えも崩さないロシアを改めて非難しました。
そのうえで、NATOがロシアとの間で信頼醸成を目的に設置している理事会を5日に緊急に開き、ロシア政府の高官とウクライナ情勢について協議することを明らかにしました。
NATOとしては、ロシアへの非難を強めながらも、政治的な対話による解決以外に道はないとしており、対話を通じてウクライナを巡る緊張の緩和を目指す方針です。

ウクライナ:対話か軍事的威嚇か NATOが対応に苦慮 - 毎日新聞

 NATOにはいろいろな立場があるが、さらに強い対応をとるべきだ」。ポーランドの外交関係者が、NATOの足並みがそろわない現状にいらだちを見せた。4日の理事会は、加盟国が「脅威」を感じた際に開催を要求できる制度に基づき開かれた。過去に3度しかなくNATOとしては深刻な事態だ。

NATOの理事会にも出席したウクライナ代表も声明だけではない「追加措置」を求めている。

 しかし、4日の理事会は外交解決と安全保障確保の「両にらみ」(NATO外交筋)で議論が進み、NATOロシア理事会も5日に開くことになった。


 NATOはこれまで、ミサイル防衛網の欧州展開で悪化したロシアとの関係改善を図ってきた。2011年のリビア攻撃など欧州大陸以外での活動が主になっているNATOは、足元の欧州大陸でロシアと事を荒立てたくないのが本音だ。


 「ロシアを追い詰めず、対話の糸口を残す」西欧の国と、あくまで具体的な対応を求める東欧の間で、NATOは割れている。ロシア外務省は遠慮がちなNATOの態度さえ「状況を不安定化させる」と批判しており、事態を複雑化させる。


 NATOは通常兵器でロシアを圧倒するが、3000発以上の戦術核を持つロシアとの交戦は悪夢だ。また、ウクライナアフガニスタンにも派兵し、NATOに協力してきたパートナーではあるが、共同防衛条項に守られた加盟国ではない。非加盟国に対しては「政治的な声明を出すのが限界」(外交筋)との悲観論もある。