非公開のTPP交渉批判 ウィキリークスのアサーンジ容疑者 - MSN産経ニュース
内部告発サイト、ウィキリークス創設者のジュリアン・アサーンジ容疑者は8日、米テキサス州オースティンで開かれたイベントにインターネット電話を通じて参加し、環太平洋連携協定(TPP)の交渉が非公開であることを批判した。
アサーンジ容疑者は、参加国の国内総生産(GDP)を合わせると世界の約40%となるTPPの交渉が非公開であることに懸念を表明。米国が交渉参加国に働き掛け「(TPPに関する)情報開示をやめさせようとする深刻な企てがある」と非難した。
オーストラリア出身のアサーンジ容疑者はエクアドルから亡命を認められ、在英エクアドル大使館に長期滞在している。ロシアに亡命中の米中央情報局(CIA)元職員のスノーデン容疑者らにも言及し「(われわれは告発活動によって国を追われた)新しいタイプの難民だ」と述べた。