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オバマ大統領 「パレスチナも歩み寄りを」 NHKニュース

アメリカ政府は、イスラエルパレスチナの中東和平交渉について、来月末と定めた期限内での合意が難しいことから、最終合意に向けた指針となる「枠組み」をまとめて、交渉を継続するよう調整しており、オバマ大統領は今月はじめ、イスラエルのネタニヤフ首相と会談し譲歩を迫りました。
オバマ大統領は17日、ホワイトハウスパレスチナ暫定自治政府アッバス議長とも会談し、記者団に対して「双方の指導者だけでなく市民にとっても和平をつかむチャンスだ。前に進むためには困難な政治的決断も必要だ」と述べ、パレスチナ側にも歩み寄りを求めました。
これに対してアッバス議長は、「中東が混乱している今、交渉を急がねばならず、この機会を生かして持続的な和平を実現したい」と述べ、交渉の継続に意欲を示しました。
しかし、交渉継続のための「枠組み」をまとめる調整は、パレスチナ難民が、現在イスラエル領になっている故郷に戻る権利などを巡って双方の主張が折り合わず難航しており、オバマ大統領の説得が事態の打開につながるか注目されます。

ヨルダン川西岸にあるパレスチナ暫定自治区の主要都市、ラマラでは、アッバス議長とオバマ大統領の会談にあわせて市民数千人が中心部の広場に集まり、集会が開かれました。
参加者の多くは、アッバス議長の顔写真やパレスチナの旗を掲げ、「悲願であるパレスチナ国家の樹立まで指導者を支え続ける」などと声をそろえ、アッバス議長が続ける中東和平交渉に支持を表明していました。
参加した男性の1人は、「アッバス議長はアメリカの圧力に屈するべきではない。アメリカが譲歩を求めるべきは占領を続けるイスラエルの方だ」と話し、アッバス議長に強い態度で交渉に臨むよう求めていました。

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