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仏新首相にバルス氏任命　オランド大統領、地方選大敗で内閣改造 - MSN産経ニュース
仏 統一地方選大敗で首相交代　NHKニュース

フランスでは先月３０日、統一地方選挙が行われ、右派の最大野党や極右政党が議席を大きく伸ばしたのに対し、与党・社会党を含む左派勢力は１５０以上の市や町の長のポストを失うなど大敗を喫しました。
これを受けて３１日、エロー首相が辞任し、オランド大統領は緊急に行ったテレビ演説でバルス内相を新たな首相に指名すると発表しました。
首相に就任するバルス氏は２年前のオランド政権発足と同時に内相に就任して以来、移民や治安の課題について左派としては強硬な姿勢を打ち出し、与党内から批判も出る一方、国民の人気は高く、最新の世論調査では期待する次期首相候補のトップに選ばれていました。
オランド大統領はほかの一部閣僚も近く、交代させるものとみられ、人気の高いバルス新首相のもと、政権のてこ入れを図る方針です。ただ、統一地方選挙での大敗の原因ともなった低迷する景気や雇用情勢そのものには大きな改善の兆しが見えておらず長期的な政権の浮揚につながるかは不透明な情勢です。