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武力で世界制覇を進めようとしているネオコンだが、シリアやウクライナでつまずき、正体を露見 | 《櫻井ジャーナル》

 世界制覇を夢見ているネオコンの軍事的な教祖はアメリカの国防総省内にあるシンクタンク「ONA(ネット評価室)」のアンドリュー・マーシャル室長だと言われている。このマーシャルの弟子たちはソ連が消滅した1991年、アメリカを「唯一の超大国」と位置づけ、潜在的なライバルを力で押さえ込む姿勢を鮮明にした。そして翌年に作成されたのがDPG(国防計画指針)の草案。


 このDPGは好戦的な代物。支配層の内部でも危険視する人がいたようで、メディアに草稿がリークされた。そこで書き直されたようだが、この考え方をネオコンは変えない。それは、2000年にPNACというネオコン系のシンクタンクが発表した「米国防の再構築」に反映されている。


 この報告書を作成したプロジェクトでリーダーを務めたひとりで、ネオコンの大物としても知られているロバート・ケーガンが結婚した相手は、バラク・オバマ政権で国務次官補を務めているビクトリア・ヌランド。ウクライナのクーデターで黒幕的な役割を果たしている人物だ。なお、PNACは2006年に活動を停止させている。