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江沢民・プーチン会談 「健在」アピールで習指導部に揺さぶりか - MSN産経ニュース

 ロシアメディアによるとプーチン氏は江氏を、「ロシアとの関係発展に貢献した」とたたえ、「中露には対立点はない」などと述べたという。一方、江氏の発言は伝えられていない。

 江氏は、石油産業の既得権益を握る「石油閥」に隠然たる影響力をもつとされる。関係筋によると、87歳と高齢な江氏がプーチン氏との会談に応じたのは、中国共産党内の権力闘争にからみ、習近平指導部に対し自らの健在ぶりをみせつける狙いがあったという。


 習指導部は、石油閥のトップで前最高指導部メンバーの周永康氏を汚職などの疑惑で取り調べており、江氏との関係もぎくしゃくしている。


 江氏らは周氏の取り調べが今後、石油閥の弱体化や権益損失につながりかねないとみて、プーチン氏との異例の会談をアピールし、習指導部に揺さぶりをかけようとしたとの見方だ。


 原油天然ガスの対中輸出を拡大したいプーチン氏側にも、石油閥を動かせる力をもつ江氏との関係を維持することで、価格などをめぐる習指導部との交渉を有利な条件に持ち込めるという利点があった。


 江氏はロシア通として知られ、国家主席時代の2001年にプーチン氏と中露主導の「上海協力機構(SCO)」を発足させた。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20140521#1400669202
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20140520#1400582902