【ブラジルW杯】「勝利を奪った」クロアチア、西村主審に不満爆発 「レベルに達していない」 - MSN産経ニュース
クロアチアのコバチ監督は地元テレビに「われわれはベストを尽くした。あれが(PKの)反則なら、サッカーなんてしない方がいい」と強調。「主審は試合のレベルに達していない。恥だ」と酷評し、怒りをぶちまけた。
地元メディアも「チームはホスト(ブラジル)相手に燃え尽きるまで戦った」と健闘を称賛したが、「主審のミスでクロアチアのゴールが認められなかった。主審はブラジルの肩を持った」と非難した。
W杯=クロアチア監督、西村主審のPK判定を痛烈批判 | Reuters
西村主審は1─1で迎えた後半残り20分の場面で、クロアチアのデヤン・ロブレンがブラジルのフレッジを倒したとしてファウルを宣告。ネイマールがPKを決め、これが決勝点となった。
試合後の会見では、PKの判定に質問が集中。コバチ監督は「馬鹿げている。今回のようなことが続くようなら、われわれはこれから芝居を見ることになる」と怒りをあらわにした。
さらに、コバチ監督は「あれがPKなら、もはやサッカーをする必要はない。代わりにバスケットボールをしよう」と皮肉を込め、「選手は全力でプレーしたが、判定は(W杯の)試合のレベルに達していない審判による暴挙だ」と不満を爆発させた。
西村主審にPK判定を受けたクロアチア代表DFロブレン「泣きたいくらい」 - ライブドアニュース
「悲しい。泣きたいくらいだ。みんな見ていた。FIFAにとってスキャンダラスなことだ」
「僕たちはリスペクトの話をしている。FIFAは僕たちに対して、その話をする。もう、今すぐにブラジルにトロフィーをあげてしまえばいいんだ」
優勝の本命と言われるブラジルを相手に良いサッカーができたという手応えがあるだけに、悔しい気持ちも大きいようだ。
「僕たちは良い試合をしたと思う。ブラジルと戦うために十分なクオリティーがあったと感じるよ。12人目の相手に対してではなくね。僕たちはロッカーで映像を見た。それでもみんな疑問に思っている」