まことしやかな嘘：「所得格差の拡大が米国の経済成長率を低下させている」
ただし以上の議論は現下の米国の所得格差と経済成長の問題であり、長期的な将来にわたる問題として私は米国の所得格差拡大傾向が今のまま放置されていても、趨勢的な経済成長に問題が生じないと考えているわけではない。
例えば、将来にわたり一握りの富裕層にますます所得の集中が進めば、低学歴・低所得層の増加、中間所得層の学歴、教育の質の低下などを通じて、生産性の低下やイノベーションの停滞が起こるかもしれない。そういう議論ならば、私としては大いに危惧に賛同できる。
原則修正が逆。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20140612#1402570107
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20140609#1402311057
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20140603#1401792589
