ECB、非常に低い金利を長期間維持へ=クーレ専務理事 | Reuters
欧州中央銀行(ECB)のクーレ専務理事は6日、ECBは金融の安定を守るため長期間にわたって金利を非常に低い水準で維持する見通しだと述べた。一方で、ユーロ圏の各政府は成長押し上げと債務削減に向けて自らの役割を果たすべきだと指摘した。経済会議で述べた。
同専務理事は「ECBは金融の安定に気を配っている。世界のほかの地域の状況がどうあれ、非常に低く、ゼロに非常に近い金利が非常に長期にわたって続くとわれわれは明確に述べてきた」と述べた。
またユーロ圏については、高水準の債務や高い失業率、低成長といった現在の経済情勢は非常に気掛かりだと述べた上で、「唯一の道は投資だ」と指摘。ただ、債務をさらに積み重ねるべきではないとした。