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ウクライナ国防相「停戦、親ロ派の武装解除後のみ可能」 - WSJ

 ロシアはこれまで分離主義勢力の軍事介入要請を公に無視している。だが両陣営が決戦に備えるなか、一般市民の命を守ることが不可欠だとして、停戦の再開をあらためて呼びかけている。


 ヘレテイ国防相はこの要求を退け、「ポロシェンコ大統領は立場をはっきりさせている。交渉は分離主義勢力が武装を解除した後にのみ可能だ」と明言した。

 分離主義勢力が防御態勢を強化しているとみられるドネツクに対し、政府軍は包囲に動いている。ドネツクは2カ月以上にわたり分離主義勢力の支配下にあるが、大規模な戦闘はほとんど起きていなかった。だがここにきて重装備の兵士の姿が目立つようになり、住民たちは情勢の悪化を見込んでいる。


 ヘレテイ国防相によると、分離主義勢力は政府軍の動きを鈍らせるためドネツクに通じる道路の数カ所に地雷を敷設した。分離主義勢力は7日、支配地域に通じる橋を少なくとも4つ爆破した。政府は8日、ドネツク近郊の高架交差路が前夜に破壊され、重機移送ルートが限定されたと述べた。


 ドネツク市のルキヤンチェンコ市長によると、4月の戦闘開始以来、市の人口100万人のうち約10万人が市外に脱出した。同市長は7日の会談でポロシェンコ大統領に対し、武装勢力は人口密度の高い市内のあちこちに潜伏しており、軍用機や重火器の使用は危険だと警告したことを明らかにした。

親ロシア派武装集団 中心都市に結集 NHKニュース

ウクライナ東部では、親ロシア派の武装集団の拠点となっていたスラビャンスクなど少なくとも6つの町に続いて、ウクライナ軍が8日、戦闘の激しかったロシアとの国境地帯を制圧し、武装集団によって敷設された地雷の除去を始めたと発表しました。
ウクライナ軍は1日に東部での軍事作戦を再開してから、武装集団への攻勢を強めており、ポロシェンコ大統領は8日、軍事作戦を担当する治安機関の幹部らを交代させて組織の引き締めを図り、さらに攻勢をかけるものとみられています。
一方、スラビャンスクなどの拠点を放棄した親ロシア派の武装集団は、東部の2つの州の中心都市、ドネツクとルガンスクに結集し始めており、徹底抗戦の構えをみせています。
ルガンスク市内では8日、乗り合いバスが銃撃戦に巻き込まれて乗客2人が死亡し、人口が密集する都市部での市街戦となることに懸念が広がっています。

ウクライナ:親露派拠点、市街戦の懸念 東部で次々制圧 - 毎日新聞

ウクライナ東部のドネツク、ルガンスク両州で、政府軍が6月末の停戦期限切れ後に攻勢を強め、親露派武装集団が拠点としていた地方都市を次々と制圧した。だが、親露派は両州の州都ドネツクとルガンスクに戦力を集め、徹底抗戦の構えだ。今後、政府軍が両市に攻撃をかければ、市街戦となり多くの市民を巻き込むおそれが強い。状況次第では「ロシア系住民の虐殺阻止」を名目にロシアの軍事介入を招く可能性もある。


 親露派はドネツク州北部の拠点スラビャンスクを4日深夜に撤退し、南下した。指導者のストレルコフ氏はロシアのメディアに「勢力の8〜9割は温存できた」と語った。100万人都市ドネツクなどで「ゲリラ戦」を続ける方針だ。


 ウクライナ国家安全保障国防会議のコワリ副書記は8日、地元テレビで「ポロシェンコ大統領は両州都の解放作戦を承認した」と述べ、軍事的解決を目指す方針を強調した。だが、軍事作戦を続けた場合、これまで実施したような空爆などの手法は困難となる。ウクライナの軍事評論家マキエンコ氏はロシア紙「独立新聞」に「大都市での戦闘は小都市のようにはいかない。特殊部隊が必要となる」と語った。


 停戦期限切れ後、政権側が強硬路線に傾いた理由として、内部で「主戦派」が主導権を握ったためとの見方がある。その一人として注目されるのが、東部ドニエプロペトロフスク州のコロモイスキー知事だ。銀行を中心とした新興財閥を率いる大富豪で、親露派の壊滅を主張。数万人規模とされる雇い兵部隊を自費で創設して東部戦線に投入している。ロシア政府は、コロモイスキー氏の関与を重く見ており、モスクワの裁判所は2日、組織的に殺人行為を繰り広げた疑いで逮捕を許可した。


 プーチン大統領は1日、各国駐在のロシア大使を集めた会合で演説し、「我が国は在外ロシア系住民の権利を積極的に守り通す」と述べ、「そのためには人道のための作戦を含め、あらゆる手段をとる」と警告した。

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