■

中国・習主席は世界で影響力発揮できず、海外で低い好感度＝調査 | Reuters

米ピュー・リサーチ・センターが１４日公表したリポートで、中国の習近平国家主席に対して、国内では９０％以上が信頼を寄せている一方、米国ではその比率がわずか２８％、日本では６％だったことが明らかになった。

同センターは「世界政治の中で習主席の好感度は高くなく、ポジティブな見方よりネガティブな見方が優勢だ。習主席について、あまりよく知られていないという事情もある」とした。

中国全般の印象に関する質問では、「良い」との回答が「悪い」との回答を上回り、調査対象国の大半が中国の経済成長を歓迎していることが示された。

「中国経済が過去数年で拡大し続ける中、世界各国との経済のつながりが深まり、競争上、前向きな結果と懸念材料の両方が生まれた」という。

米国では２０１１年、中国に好感が持てるとの回答が半数だったが、今回はその比率が３５％に低下した。欧州では、中国に好感が持てるとの回答が、持てないとの回答を上回ったのは英国だけだった。