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マードック氏、G20に企業主導の経済成長実現を要求 | Reuters

「メディア王」として知られるルパート・マードック氏は17日、過剰な金融規制が自由市場を阻害していると批判し、20カ国・地域(G20)に対し、政府ではなく企業主導の経済成長を実現するよう求めた。


マードック氏は、世界の企業経営者が集う「B20」会議で、米国での連邦や州、地方自治体の規制の数が多いことを考えると「血圧が上がる」と嫌悪感を示し、欧州連合(EU)についても同様の認識を示唆した。


そのうえで、「企業は、政府の規模や影響の範囲を制限することで、公共政策の形成において一定の役割を果たすことができる」と述べた。


G20は今後5年の成長率目標を設定するとともに、企業が利益を低税率国へ移転する問題に取り組むと表明している。


マードック氏は、「海外の企業が、アイルランドの税率が12.5%と知りながら、自主的に税率が35─40%の米国に利益を還流すると考えている人が本当にいるのだろうか」と疑問を呈した。「これは経済成長を達成する方法ではない」とした。