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基地移設計画 辺野古沖でブイ設置開始 NHKニュース

普天間基地の移設先とされる名護市辺野古沿岸部では14日朝、埋め立て予定地に隣接するアメリカ軍キャンプシュワブからブイやフロートが次々に運び出され、午前7時35分ごろから海上への設置が始まりました。
これらのブイなどは工事の区域を示すためのもので、政府は先月、この区域を関係者以外の立ち入りを禁止する臨時の「制限水域」に設定しました。
海上では海上保安庁のボートなどが警戒するなか、作業船から黄色いブイが海上に投げ込まれました。
これに対し現場の海域では、移設計画に反対する市民グループなどがボートやカヌーを出して工事の中止を訴え、抗議活動を行っています。
沖縄防衛局はブイの設置に続き、近く、海底を掘削して地質を確認するボーリング調査を始める予定です。
ボーリング調査は10年前の平成16年にも当時の計画に基づいて行われましたが、激しい抗議活動などで中止された経緯があり、今後、反発が一層強まることが予想されます。

名護市辺野古沿岸部では近く、移設の前提となるボーリング調査が行われる予定で、今回のブイの設置は、調査を前に関係者以外の立ち入りを禁止する水域を明確に示すためのものです。
ボーリング調査は埋め立て予定地の海底を掘削して地質を調べるもので、移設には不可欠な手続きですが、10年前は中止となった経緯があります。
今回、政府は調査に先立って、先月2日に関係者以外の立ち入りを禁止する「制限水域」を設定していて、ブイは、いわば海上での線引きをするためのものです。
制限水域に無断で入った場合、日米地位協定に伴う刑事特別法で検挙の対象になり、海上保安本部の巡視船やゴムボートがブイの周辺で警戒に当たっています。
制限水域は10年前の調査の際には設定されておらず、沖縄防衛局は「安全確保に万全を期すため」としていますが、市民グループなどからは「抗議活動を抑圧するものだ」という批判が出ています。