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7月貿易収支は9640億円の赤字、輸出は3カ月ぶり増加=財務省 | Reuters

財務省が20日に発表した7月貿易統計速報によると、貿易収支(原数値)は9640億円の赤字となった。輸出が3カ月ぶりにプラスに転じる一方で、輸入も2カ月連続で増加し、25カ月連続の赤字となった。

貿易収支 25か月連続の赤字 NHKニュース

財務省の速報によりますと、先月の輸出額は6兆1886億円と、去年の同じ月と比べて3.9%増え、3か月ぶりに増加に転じました。
これは、中国やイギリス向けの自動車が好調だったほか、携帯電話に使われる液晶画面などの輸出が中国向けに増えたためです。
一方、先月の輸入額は7兆1526億円と、去年の同じ月と比べて2.3%増加しました。
これは、サウジアラビアからの原油や石油製品、それにオーストラリアからの液化天然ガスなど、エネルギーの輸入額が増えたことが主な要因です。
この結果、輸出から輸入を差し引いた先月の日本の貿易収支は9640億円の赤字となりました。
これで貿易赤字は25か月連続となり、統計が比較できる昭和54年以降では、最も長い期間となっています。
輸出が3か月ぶりに増加に転じたことについて、財務省は「先月は中国などアジア向けが好調だったが、今月のお盆休みを前に企業が輸出を前倒ししたことなども考えられ、今後については、引き続き慎重にみていく必要がある」としています。

アングル:輸出は力強さ取り戻せず、「日本抜き」の構造変化の影 | Reuters

財務省が20日発表した7月の貿易統計では、注目されていた輸出が3カ月ぶりに増加に転じ、夏場の景気動向を占うプラス要因として、ひとまず安ど感が広がった。


ただ、輸出増加の勢いは極めて鈍く、国内の産業空洞化や競争力低下は、「日本抜き」のサプライチェーン構築が進んでいる可能性も透けて見える。内需を補う輸出の牽引力に期待する従来型の発想が通用しなくなりつつあるとも言えそうだ。