仕事で何かややこしいことが起きると、昔は、怒りをあらわにしてでも、解決を急いだが、今は、自分の方が黙っていて、早めの解決は目指さなくなった。ただ、突き放して考えてみると、前者は“親身”で、後者は“残酷”だと思う。
有用性を謳う自然系というのもなんだかね…あの最初の記者発表の時に若い研究者は、基礎研究の成果なのに不老長寿への応用を語って、「有用性」をにこやかに示唆…あの時の私に、研究者としての力量を斟酌できるはずもなかったが、ああした無謀な若者は、世間は静かにほっておくべきだと率直に思った。
@makotosaito0724 『ただ科学の野辺に漂浪して名もない一輪の花を摘んではそのつつましい花冠の中に秘められた喜びを味わうために生涯を徒費しても惜しいと思わないような「遊蕩児(ゆうとうじ)」のために・・・・』(寺田寅彦)
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20140828#1409222389
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20140828#1409222402