https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

「停戦後も攻撃受けた」双方が非難 NHKニュース

ウクライナ東部の戦闘を巡って、ウクライナ政府とロシアが後ろ盾となっている親ロシア派の双方が5日、ベラルーシで行われた協議で停戦で合意し、ことし4月半ばから始まった戦闘を収束させることで動き出しました。
東部の中心都市ドネツク市によりますと、6日朝(日本時間6日午後3時半)現在、市内で砲撃音などは聞こえず、市民が戻り始めているほか、電気などインフラの復旧作業が始まっているということです。
しかし、ウクライナ軍の作戦本部の関係者は6日、地元メディアに対して、停戦合意のあとも親ロシア派が軍の検問所などで攻撃や砲撃を繰り返しているため、応戦していると明らかにしました。
一方、ロシアのインターファクス通信は、親ロシア派の幹部の話として、5日夜、ロシアとの国境にあるルガンスク州イズワリノなどで政府軍が砲撃してきたと伝えています。
いずれも死傷者が出たという情報は伝えられていないものの、双方がにらみ合う緊迫した状況が続いていて、本格的な停戦につながるのかどうかは依然、予断を許さない情勢です。

ウクライナ東部の停戦に向けて、ウクライナ政府と親ロシア派が合意した文書は5日、ベラルーシの首都ミンスクで、親ロシア派とロシア政府、ウクライナ政府、それにOSCE=ヨーロッパ安全保障協力機構の代表らが出席した協議で署名されたもので、その内容は12項目からなります。
この中には、戦闘の停止や兵器の撤収、国際機関による停戦監視、拘束された兵士や戦闘員の交換、それに東部への人道支援などが盛り込まれています。
このうち、戦闘の停止はウクライナのポロシェンコ大統領も親ロシア派の代表も、日本時間の6日午前0時から攻撃を停止するよう命令を出しました。
また、停戦監視については、OSCEが無人偵察機なども利用して協力する用意があることを明らかにしています。
さらに、ウクライナ政府高官などによりますと、拘束された兵士や戦闘員の交換は早ければ6日にも始められ、1週間以内に完了する見通しで、人道支援物資も6日、現地に向けて発送されるということです。

ウクライナ 一部で散発的な戦闘 緊張続く NHKニュース

ウクライナ東部では政府軍とロシアが後ろ盾となっている親ロシア派との戦闘が4か月半にわたって続いていましたが、5日、ベラルーシで行われた協議でウクライナ政府と親ロシア派が停戦に合意しました。
停戦合意から1日たった6日、ロシアのプーチン大統領ウクライナのポロシェンコ大統領が電話で会談しました。両国の大統領府によりますと、両首脳は停戦がおおむね守られているとの認識で一致し、中立的な立場のOSCE=ヨーロッパ安全保障協力機構が停戦の監視を行う必要性を強調したということです。
しかし、親ロシア派が攻勢を強めていた東部マリウポリの周辺では、6日夜遅く、断続的に砲撃があり、現地からの映像では検問所の近くで火の手が上がり銃で武装した兵士が周辺を歩き回っている様子が確認できます。ウクライナの政府軍の関係者はロシアのインターファクス通信に対し、「停戦合意のあとの6日未明、親ロシア派の待ち伏せ攻撃を受け11人が死亡した」と話しました。
これに対して親ロシア派の幹部も国営のロシア通信に、「政府軍から2回攻撃を受けており、完全な停戦には至っていない」と述べ、一部の地域で散発的に戦闘が行われていることを認めるなど緊張が続いています。

赤十字国際委員会は6日、みずからのツイッターで、「ウクライナ東部のルガンスクに人道支援物資を積んだトラックを送ったが、砲撃のため引き返すことになった」と明らかにしました。砲撃がウクライナ政府軍と親ロシア派のどちら側から行われたのかは明らかにしていません。
人道支援物資を東部の住民に送り届けることはウクライナ政府と親ロシア派が5日に合意した文書にも盛り込まれていましたが、現地では緊張が続いており、支援活動は今も制限されているとみられます。

露・ウクライナ:停戦「おおむね順守」…両首脳が電話協議 - 毎日新聞

ウクライナのポロシェンコ大統領とロシアのプーチン大統領は6日、電話で協議し、ウクライナ東部で5日午後6時(日本時間6日午前0時)から始まった政府と親ロシア派武装勢力の停戦について「おおむね順守されている」との認識で一致した。双方の大統領府が発表した。親露派は6日、拘束中の政府軍兵士らを解放する準備を始めたと明らかにしたが、散発的に起きた戦闘で死者も出ており、停戦が守られるかは予断を許さない状況が続いている。