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金利上昇への備えで米国の住宅ローンに魅力−バフェット氏 - Bloomberg

著名投資家で資産家のウォーレン・バフェット氏は、過去最低に近い金利水準や景気回復の広がりにもかかわらず、米国の住宅建設の回復が鈍いことに戸惑っていると語った。


バフェット氏は7日、米カリフォルニア州ラグーナニゲルで開かれた米誌フォーチュン主催の会議で、「住宅ローン契約のために今や人々が列をつくると考えられる状況だ。金利上昇に備える手っ取り早い方法であり、考えるまでもない。だが、これまでの住宅建設の回復は私が予想していたよりも鈍い」と発言した。


バフェット氏(84)が率いる米投資・保険会社バークシャー・ハサウェイは、住宅建設 やカーペット、ペンキの製造といった事業も傘下に置く。約70年ぶりの深刻な落ち込みを経験した住宅市場が回復に向かう状況で、住宅建設も上向くとの見通しを同氏はあらためて示した。


バフェット氏はその一方で、30年固定金利型の住宅ローンについて、金利低下局面で借り換えが可能であり、金利が上昇した場合は借入残高を維持すればよく、金利上昇に備えると同時に金利低下のリスクもヘッジできる「驚くほど魅力的な金融商品だ」と指摘。「金利の見通しが間違っていれば非常に短期の金融商品になるが、金利見通しが正しければ、30年の長期保有が可能だ」と説明した。


30年固定金利型の先週時点の金利水準は4.19%。過去20年の平均は6.14%だった。バークシャーは、米住宅金融最大手ウェルズ・ファーゴ の最大株主でもある。 

Buffett Says ‘No-Brainer’ to Get Mortgage to Short Rates - Bloomberg