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クルド人部隊、シリア北部のコバニから「イスラム国」撃退=監視団 | Reuters

クルド人部隊が26日、トルコ国境に近いシリア北部の町アインアルアラブ(クルド名、コバニ)から過激派組織「イスラム国」を撃退したと、英国の非政府組織(NGO)「シリア人権監視団」とシリア国営メディアが伝えた。


イスラム国」とのコバニをめぐる戦闘は約4カ月間続き、クルド人部隊は米軍主導の空爆による支援を受けていた。


「シリア人権監視団」は、クルド人部隊がコバニを「奪還した」と明らかにした。ただ、米国はコバニでの戦闘はまだ終わっていないとみている。

米軍「シリア北部の要衝 約9割制圧」 NHKニュース

トルコと国境を接し多くのクルド人が住むシリア北部の都市、アイン・アルアラブは、去年から「イスラム国」が攻勢を強め、一時は陥落することが懸念されていました。
これに対してアメリカ軍は、地上で「イスラム国」と戦うクルド人部隊と連携して空爆を強化してきましたが、26日に声明を発表し、「われわれは、現在、アイン・アルアラブのおよそ9割を制圧したことを確認した」と述べ、戦況が大きく優勢になったという認識を示しました。
そして、「『イスラム国』との戦いにまだ終わりは見えないが、アイン・アルアラブでの『イスラム国』の敗北は、その戦略的目標を打ち砕くものだ」として、成果を強調しました。
アメリカ軍は、イラクでも、地上のイラク軍などとの連携によって「イスラム国」の攻勢を食い止め、北部では実効支配されていた地域を奪い返しつつあるなどとして、攻勢に転じているという見方を示しています。
一方、シリアでは、空爆と連携して戦闘を行う地上部隊が不足しているとして、アメリカ軍はことし3月にも穏健派の反政府勢力の兵士の訓練を始め、5000人規模の部隊をことし中に育成する方針です。

イスラム過激派組織「イスラム国」の攻勢で陥落するおそれもあったシリア北部の都市アイン・アルアラブの戦況がアメリカ軍やクルド人部隊などの軍事作戦で優勢になったとの知らせを受けて、隣国トルコではクルド人が集まり喜びを分かち合いました。
多くのクルド人が暮らすトルコ南東部のディヤルバクルでは26日夜、大勢の市民が集まり、歓声を上げたり、手をつなぎあって踊ったりして喜びに沸いていました。アイン・アルアラブは、市民の多くがクルド人のトルコとの国境に接する都市で、「イスラム国」は国境地帯の支配権を握るための戦略上の要衝として激しい攻勢をかけ、多くの市民がトルコに逃れていました。