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パイロットの親族 即時解放訴え NHKニュース

イスラム過激派組織「イスラム国」に拘束されているヨルダン軍のパイロット、ムアーズ・カサースベさんの家族や親族たちは29日夜、首都アンマンで会見を開きました。
このなかで、パイロットの父親は、「政府からは何の回答もないままだ。『イスラム国』よ、どうか私の息子を殺さないでくれ。息子を解放してくれ」という声明を読み上げ、パイロットに危害を加えず無事に帰すよう、改めて呼びかけました。


会見の間も、父親の表情は硬いままで、情報がないままに時間が過ぎていく状況に疲れを隠せない様子でした。
また会見のあとには親族らおよそ40人が集会所の外に集まり、「パイロットを帰せ」とか「国王よ、外に出てこい」などとシュプレヒコールを上げ、カサースベさんの解放を強く訴えるとともに、政府の対応を批判しました。
集会所には、夜になっても数十人がとどまってカサースベさんについて新しい情報が入るのを待っていて、取材に訪れたメディアと口論する人も出るなど張り詰めた空気が広がっています。