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グロース氏債券ファンドも原油安で打撃-エネルギー社債が裏目 - Bloomberg

米ジャナス・キャピタル・グループ（本社コロラド州デンバー）のビル・ グロース氏が運用する債券ファンド「ジャナス・グローバル・アンコンストレインド・ボンド・ファンド 」（運用資産額14億6000万ドル＝約1740億円）は、昨年10−12月（第４四半期）の成績が運用の目安となるベンチマークを下回った。米国とロシア、ブラジルのエネルギー関連企業が発行したドル建て社債に純運用資産の約５％を投じたことが裏目に出たのが主な要因だ。

同社のウェブサイトに掲載された四半期の概況報告によれば、グロース氏が保証した新興市場のソブリン債やエネルギー関連企業の社債は、原油価格がこの間42％急落したことで打撃を被った。

ジャナス・アンコンストレインドの昨年10−12月の運用成績は、分配金の再投資ベースでマイナス0.56％と、運用の目安としている３カ月物ロンドン銀行間取引金利 （ＬＩＢＯＲ）のプラス0.06％を下回った。ジャナスに移籍する以前にグロース氏が運用していた米パシフィック・インベストメント・マネジメント（ＰＩＭＣＯ）の「トータル・リターン・ファンド 」のリターンはプラス1.32％だった。

Gross Fund Hurt by Oil’s Plunge Amid Bets on Energy Bonds - Bloomberg Business
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150221#1424515440