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ウクライナ 政権側の内部対立が表面化 NHKニュース

ウクライナのポロシェンコ大統領は、25日、親ロシア派の支配地域に近い東部のドニエプロペトロフスク州のコロモイスキー知事を解任したと発表しました。
コロモイスキー氏は、大手銀行や鉄鋼関連の企業などを傘下に収める新興財閥で、親ロシア派との戦闘で政府側の部隊を資金面で援助してきたとされています。
地元のメディアなどによりますと、コロモイスキー氏は、政府系の大手石油会社の経営を巡ってポロシェンコ政権と対立し、22日には、武装集団を使ってこの石油会社の本社を一時占拠したことから、解任されたものとみられています。
ウクライナでは、先月の停戦合意後も政府側と親ロシア派の間で散発的な戦闘が起きているほか、親ロシア派の支配地域の地位を巡る交渉も行き詰まっています。
また、ウクライナの経済状況が悪化して、債務不履行に陥る可能性も指摘されており、これまで協力してきたポロシェンコ大統領と新興財閥の対立が表面化したことで、さらに混乱が深まるのではないかとの見方が出ています。