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海洋進出強める中国に米海軍が警戒感 NHKニュース

アメリカ海軍は、中国海軍の最新の動向を分析した報告書を10日までに発表しました。
この中では、中国が去年までの過去2年間、毎年、艦船を60隻以上増やし、今後2年間も同様の傾向が続くとしてほかの国にはみられないペースで海軍力を増強していると分析しています。最新の艦船には、より射程距離が長い対艦ミサイルの配備も進んでいるということです。
また、中国が東シナ海南シナ海などで沿岸の警備を行う海警局の船についても、ことし末までの4年間で、50隻以上、25%も増やすと見られると指摘しています。これは、日本の海上保安庁の船や、南シナ海で中国と領有権を争うベトナムやフィリピンなど東南アジアの4か国の沿岸警備隊の船をすべて合わせた数よりも多くなるということです。
さらに、南シナ海南沙諸島(英語名スプラトリー諸島)では中国が合わせて7か所で、埋め立ての規模を拡大しており、アメリカ海軍は「埋め立て地で施設が完成すれば、この地域での中国の存在感はさらに高まることになる」と警戒しています。