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ドラッケンミラー氏「04年にも同じ恐怖」-米金融政策にリスク - Bloomberg

資産家のスタンリー・ドラッケンミラー氏は、米連邦準備制度が不必要なリスクテークを行っていると過去2年にわたりテレビや公の舞台で批判を繰り返してきたが、より非公式な会合でも持論を展開していたことが分かった。


長期的な資金運用成績が最も優れた投資家の1人であるドラッケンミラー氏は、今年1月18日に米フロリダ州ノースパームビーチのロストツリー・クラブの聴衆に対し、困難な問題が差し迫っていると警告した。


ブルームバーグ・ニュースが入手した発言記録によれば、ドラッケンミラー氏は「私が今と同じような恐怖を感じたのは2004年にさかのぼる。わが国の金融政策は以前と比べてはるかに危険を顧みないものとなっている」と指摘。連邦準備制度の政策によって、格付けの低い債券の発行や通常の債務保証の付かない融資の急増が促されていると述べ、過去1年間に発行された高利回り債の18%がエネルギー企業に関係している状況にも言及した。


アバナシー・マクレガー・グループでドラッケンミラー氏の広報担当を務めるパトリック・クリフォード氏は、スピーチに関するコメントを控えている。
ドラッケンミラー氏は、やはり著名投資家のジョージ・ソロス氏と共に1990年台に英ポンドを欧州為替相場カニズム(ERM)離脱に追い込み大もうけした逸話や、2000年にハイテク株への投資で数週間で30億ドル(現行レートで約3600億円)の損失を出した体験も詳しく話したという。

Druckenmiller Recounting Soros Experiences Blasts Fed Policies - Bloomberg Business