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日銀 「金融システム安定も不動産市場は注視」 NHKニュース

これは、日銀が国内の金融機関の去年12月末時点の保有資産などを基に取りまとめたものです。
それによりますと、金融機関が保有している国債の残高は133兆円で、日銀が大規模な金融緩和を始める前の3年前の12月末時点と比べて34兆円減少しました。
これは、日銀が金融機関から大量の国債を買い入れて市場に資金を供給しているためです。
一方、金融機関の貸し出しは、国内向けが28兆円増えて514兆円、海外向けが27兆円増えて67兆円でした。
また、株式などの有価証券の保有残高は12兆円多い154兆円でした。
日銀では、大規模な金融緩和をきっかけに金融機関がよりリスクを取る姿勢を強め、貸し出しや有価証券への投資を増やしているものの、経営の健全性は保たれており金融システムも安定しているとしています。
ただ、不動産関連の貸し出しや有価証券のうち、不動産を運用に組み込んだ投資信託保有が増えていて「現時点ではバブル期のような過熱感は見られないが、今後は不動産市場の動向を注視していく必要がある」としています。