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米国防総省 中国の海洋進出で報告書公表 NHKニュース

アメリカ国防総省は、議会の要請に基づいて、このほど、アジア太平洋の海洋安全保障の戦略に関する報告書を初めてまとめ、公表しました。
報告書は、中国軍の軍事力の近代化が突出していると指摘したうえで、東シナ海南シナ海では中国軍機がアメリカ軍の航空機に接近するといった危険な行動が目立っているなどとして、衝突の危険性が増大していると指摘しました。
また、中国は南シナ海の南沙(スプラトリー)諸島で埋め立てのペースを加速させ、6月の時点で11.7平方キロメートルを埋め立てて滑走路や港湾の建設を進めているとし、将来的にはこの地域に空母などを持続的に展開させ、一帯での支配力を強化させる可能性があると分析しています。
このため、アメリカとしては、アジア太平洋地域で軍事力を強化するとともに、日本に最新型の戦闘機や艦艇を配備するなど、同盟国の協力を得てプレゼンスを強化しているとしています。
シアー国防次官補は21日の会見で「アメリカ軍は南沙諸島でも定期的に活動し、アジア太平洋地域で航行の自由を確保する作戦を続ける」と述べ、引き続き中国側の活動への警戒を強める姿勢を示しました。